IntelliCageマウス行動表現型解析サービス
本サービスは、フェノバンス合同会社(千葉県柏市)へ再委託して実施します。
解析領域:
- 基礎活動パターン、概日/非概日活動リズム
- 記憶・学習、行動の柔軟性
- 抑うつ傾向(動機・意思決定の変化、行動の単調性)
- 不安傾向(新奇性に対する抵抗)
- 衝動性、注意機能、作業記憶
- 限局的行動(常同的行動)、固執性
- 集団内における社会性行動
- ヒトの手を介さずに、低ストレス/エンリッチメントされた環境で、マウスの多種多様な行動指標を24時間365日長期全自動モニタリングします。
- 1ケージあたり最大16匹のマウスを同時に評価します。
- これまでになく安定的、効率的、長期的な多項目表現型スクリーニング、薬効薬理試験、毒性試験を実施可能です。
- 実験ノイズの原因となるヒトの手を介さない、RFIDと各種センサによる無線個体・行動認識システム
- 大量のケージ内行動データに基づく表現型マイニング(多変量解析、活動リズム解析、個体間行動相関等)
- 記憶・学習、遂行機能、注意、不安、うつ、固執性、依存性、社会性まで、幅広い認知機能を評価
ヒトの複雑多様な行動・精神症状群に対応すべく、マウスの認知行動を詳細に評価する50以上のバリデートされた行動試験課題ライブラリを揃えています。
基礎的活動の詳細プロファイリングと行動試験課題ライブラリを組み合わせることで、前臨床 - 臨床研究間の高いトランスレータビリティを実現しています。
フェノバンス社とScientific Advisory Boardが共同で、実験の計画段階から、実験の実施、データの解析、解釈に至るまで、疾患モデルマウスという貴重な生物資源を最大活用するためのコンサルティングを行います。
- Pre-exp. consultation (1wk):
試験リソースの確認
研究目的・機関の把握
先行研究調査
- Designing / Scheduling (2wks):
試験リソースの選択
課題モディフィケーション
試験スケジュールの決定
- Experiment (TBD):
IntelliCage試験の実施
データ解析
中間レポート
- Post-exp. Consultation:
最終レポート
データ解釈と解説
パースペクティブ
Dr. Hans-Peter Lipp (Professor Emeritus of Zurich University)
“This is worldwide the professionally most experienced CRO to offer IntelliCage-based behavioral neuro-psychiatric analysis of rodents, reflecting a decade of Phenovance R&T’s scientific work and superb technical know-how. “