短期業務パッケージ(検疫/クリーン化等)
ゲノム編集/遺伝子改変技術の急速な発展により、実験動物の海外からの輸入や機関間での動物の移動に関わる業務の需要が拡大しています。ジャクソン・ラボラトリー・ジャパンは、お客様からのご期待にお応えして、動物の検疫・クリーン化・個体復元等の業務をパッケージ価格でご提供します。
Case study | ヨーロッパのアカデミア機関での大規模施設改修プロジェクトにおいて研究継続を可能にした事例
Case study | ヨーロッパのアカデミア機関から、堅固なITプラットフォーム、繁殖の専門知識、法規制に関するサポートを依頼された事例
Case study | 最新のコロニー管理
検疫:
- PCR試験による微生物検査を用いた短期間(3週間)で検疫が可能です。
クリーン化:
- 体外受精(IVF)、PCR試験による微生物検査により迅速にクリーン化を実施します。
凍結受精卵/凍結精子の作製/復元:
- 年間4,000腹以上の実績をもつ生殖工学技術を用いて実施します。
パッケージ価格:
- 高いマーケットシェアと配送網により、作業費用だけでなく配送費用も含んだパッケージ価格を実現しました
活用例:
- お客様がお持ちの貴重なモデルマウスの他施設への移動時や、他施設からの導入時だけでなく、米国Jackson研究所から輸入したJAX® Miceのオプション業務として検疫/クリーン化/凍結受精卵復元をパッケージ価格で実施することができます。
PCR試験検疫パッケージ:25万円(税別)
- マウス10匹までの動物から直接採材、PCR試験セット マウス 免疫不全動物検査
- 動物受け取りから約3週間で納品
囮動物生体試験検疫パッケージ:30万円(税別)
- マウス29ケージ(最大約100匹)まで、生体試験セット マウス 免疫不全動物検査
- 動物受け取りから約8週間で納品
マウスクリーン化パッケージ:45万円(税別)
- 体外受精(IVF)によるクリーン化、PCR試験セット マウス 免疫不全動物検査
- ♂2匹、♀5匹を使用
- 動物受け取りから約12週間で納品
マウスクリーン化(追加1系統):10万円/系統(税別)
凍結受精卵復元パッケージ:35万円(税別)
- 凍結受精卵約70個を融解、約60個を移植
- 約20匹を獲得(B6マウスを想定)、PCR試験セット マウス 免疫不全動物検査
- 凍結受精卵受け取りから約12週間で納品
凍結受精卵復元(追加1系統):10万円/系統(税別)
凍結精子復元パッケージ:40万円(税別)
- 凍結精子を融解、♀マウス8匹とIVF、受精卵約60個を移植
- 約20匹を獲得(B6マウスを想定)、PCR試験セット マウス 免疫不全動物検査
- 凍結精子受け取りから約12週間で納品
凍結精子復元(追加1系統):10万円/系統(税別)
凍結受精卵/精子作製パッケージ:20万円(税別)
- ♂2匹、♀15匹を使用、凍結受精卵180個および凍結精子5ストローを作製(B6マウスを想定)
- 凍結受精卵の一部を融解培養して融解後の生存率を確認する
- 動物受け取りから約3週間で納品
凍結受精卵作製(追加1系統):10万円/系統(税別)
凍結精子作製パッケージ:12.5万円(税別)
- ♂2匹を使用、凍結精子10ストローを作製(B6マウスを想定)
- 動物受け取りから約3週間で納品
凍結精子作製(追加1系統):0.89万円/系統(税別)
- 本サービスの価格は全て当該作業費用および動物/試料の輸送費を含んでおります(沖縄、一部離島を除く)
- 動物のジェノタイピング費用は含まれておりません
- 繁殖/胚操作の想定匹数は、C57BL/6(B6)マウス背景のマウスの弊社実績から算出しております
- 繁殖/胚操作の成績はマウス系統やその他の生物学的条件により変動するため、想定匹数/試料数の保証は致しかねます
- 各パッケージで実施する微生物検査項目は、別途、弊社微生物モニタリング検査サービス資料をご参照ください
- 各パッケージの組み合わせや定期供給への利用はご遠慮いただいています