実験のタイミングに合わせたマウスの妊娠成立のノウハウ
カテゴリー:その他
タイミングを合わせた交配の成功は、日齢を合わせた胚や産仔を評価する実験において重要なツールです。胚や産仔の入手を予測しタイミングの合った実験を行うためには、交配が成功したかどうかを早期に特定することが必要です。妊娠成立の可能性は遺伝的背景、週齢、個体差、発情期の段階によって異なりますが、ここでは交配に適した性成熟した雄と雌の選択の方法に加え、発情期前から発情期にかけての雌マウスを見分けるための方法として外陰部の外観や膣細胞診での判定について解説します。
また、ご興味のある方のために、プロゲステロンや黄体形成ホルモン放出ホルモン作動薬などを用いて発情期を同期させる方法の参考文献もご紹介します。膣プラグの確認による交配の成否判定については、確認の最適なタイミングや持続性についてご説明した上で、膣プラグがあくまで交配を示すもので妊娠の成立を示すものではないことに注意が必要であることに加え、何より交配の前に行う雌の発情期の確認が、タイミングを合わせた交配の成功のために大変重要であり、妊娠の成功率を高めることを最後にもう一度強調しています。
ウェビナー: Timed Pregnant Mice: Practical Tips for Improving Success


