加齢マウスを用いた研究計画の最適化

カテゴリー:老化

ヒトとマウスとでは、実年齢が同じであっても、生物学的な年齢が異なります。これは、加齢速度がマウスはヒトよりも速いからです。この加齢速度は、1か月齢までは150倍、1-6か月齢では45倍、それ以上では25倍と考えられています。このことを考慮して、研究対象としている疾患がヒトで多く見られるタイミングから、用いるマウスの週齢を選択すべきかもしれません。

加齢マウスを用いた研究では、その系統の一般的な系統特性のみならず、加齢に伴う特性もしっかりと把握しておく必要があります。若齢ではばらつきが小さい表現型も、加齢によりばらつきが大きくなることも忘れてはなりません。また、亜系統間では加齢による変化に違いが出ることがあるため、系統選択には注意が必要です。

加齢マウスを用いた研究では、被験個体数が減ることを考慮して計画します。加齢に伴い、自然死亡率の上昇や加齢性の疾患の可能性も高まります。また、研究計画段階でエンドポイントを明確に設定しておくことで、マウスに過度のストレスをかけることなく3Rをサポートできます。 今回ご紹介するウェビナーでは、これらについて詳しく解説しています。

関連ウェビナー: Optimizing Experimental Design Using Aged Mouse Models

B6J Agedマウス関連資料:
系統ページ: https://www.jax.or.jp/product-and-service/rm/detail/b6jaged
White Paper: 加齢C57BL/6Jマウスを用いた研究 検討、応用、ならびに成功事例老齢マウスを用いる研究を計画するために必要な8つの検討事項

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