国内生産実験動物

加齢用動物は4週齢時に、プラスチック製Lケージ（外寸：292mm×440mm×200mm）へ雄性は15匹/ケージ、雌性は8匹/ケージで収容します。

雄性：ケージ収容個体の半数に脱毛がみられた時点で、プラスチック製環境エンリッチメントのSafe Harborを1個/ケージ使用しています。
飼育室導入時に高圧蒸気滅菌を行い、1週間毎に洗浄および次亜塩素酸ナトリウム水溶液により消毒したものを再使用しています。

雌性：全てのケージで4週齢時から紙管エンリッチメント（M)を1個/ケージ使用しています。
1週間毎の床敷き交換時に、高圧蒸気滅菌したものを投入します。

ファイティング防止のため、生産施設で飼育しているケージの同居動物のみを輸送箱に収容します。
雄性は1～15匹/箱、雌性は1～8匹/箱で収容します。

外傷、腫脹等の外観異常、衰弱（うずくまり）、斜頸（旋回行動）等の異常行動が観察された場合をエンドポイントにしています。

個体同士の舐め合いにより、若い週齢から脱毛が始まる場合があります。
これはC57BL/6Jマウスの系統特性のため、出荷対象にしています。

4週齢で外観検査のうえ個体を選抜しますが、それ以降に眼の白濁が発生する場合があります。
これはC57BL/6Jマウスの系統の特性のため、出荷対象にしています。