JAX EnvisionTM ソフトウェアの特長

高精細なモニタリング、クラウドベースのデータ保存、そして高度な機械学習により、Envisionは群飼育ホームケージ環境において、各個体ごとの拡張性のあるリアルタイム行動モニタリングを促進します。Envisionの革新的なオープンアーキテクチャは、検証済みのデジタル測定法を活用できるだけでなく、ユーザー独自のカスタム測定法も容易に開発でき、動物の行動分類ツールのほぼ無限の柔軟性と継続的な進化を提供します。

第一段画像

カスタムデジタル測定法の開発

Envision Developer Environment を活用することで、ユーザーは Envision の中核となるフレームワークを基盤に、独自のデジタル測定法を作成できます。さらに、JAXにて検証済みのデジタル測定法と組み合わせることで、Envision をそれぞれの研究ニーズに合わせてほぼ無限にカスタマイズできます。

第二段画像
icon1

試験を管理する

  • 試験計画の作成、閲覧、管理
  • グループや個体ごとの詳細情報を登録
  • 作業、プロトコル、試験のタイムラインを定義
  • 試験の進捗状況を試験に参加しているユーザーと共有
  1. 試験概要の確認、グループごとのデータ閲覧
  2. 順化期間や投与の記録を確認
  3. 試験期間中の作業の記録確認と管理
第三段画像
icon1

マウスのモニタリング

  • 試験中の動物のリアルタイムモニタリング
  • 飼料や飲水の残量、ケージ交換予定などのイベントを指定ユーザーに通知
  • 24時間ストリーミング動画により、リモートで健康チェック可能
  • 試験進捗状況、着目すべき表現型、動物の健康状態などをユーザー間で共有
  1. ケージおよび個体ごとの測定結果を表示
  2. アノテーションを確認し、動物福祉や処置の実施状況を把握
  3. 任意の日付・時間における動物の行動や生理状態を確認
  4. アノテーションを確認・共有し、最適な試験実施を確保
  5. 異常行動、ケージ交換や人の介入などの重要なイベントのアノテーション
第四段画像
icon1

データ解析

  • ケージごとおよび個体ごとのデジタル測定法を活動やイベントと相関
  • 選択した時間枠におけるデータの可視化により、デジタル指標の重要な傾向を迅速に把握
  1. 統計解析のために、生の動画データと外挿されたデジタル測定値をエクスポート
  2. 処置群間を比較し、試験データ内の外れ値の検出
第五段画像
お問い合わせはこちら

Envision関連リソースのご紹介

card1

JAX Envision ALSケーススタディ
このケーススタディでは、Envisionプラットフォームが病態進行の感度高い測定をどのように実現し、末期の表現型を 人的介入と手動スコアリングを最小限に留めた状態で早期に識別できるかをご紹介します。

card2

JAX Envision White Paper
このWhite Paperでは、Envisionがどのように高精度にマウスのケージ内で識別、追跡し、継続的にモニタリングできるのかを詳述しています。

card3

JAX Envision 製品概要
前臨床研究におけるJAX Envisionの用途と価値について、簡潔にまとめたパンフレットをご覧いただけます。