輸入JAX® Miceの供給方法

米国ジャクソン研究所は14,000を超えるマウス系統を維持管理しています。供給方法は生体、凍結試料から復元された生体、凍結胚および凍結精子の4種類がございます。

JAX® Miceの特長

遺伝的品質管理

各種近交系から複雑な遺伝子改変系統に至るまで、独自の遺伝的品質管理体制により遺伝的背景を安定的に維持することで、研究間・施設間での実験の再現性確保に貢献します。

凍結試料の品質

凍結胚・凍結精子は米国ジャクソン研究所のバリア施設にて作製・保存されています。 厳格な管理体制のもと、クリーンな状態で維持されています。

柔軟な国内サポート

国内施設における凍結試料の生体復元や受託繁殖によるコロニー拡大など、お客様のご要望や研究計画に応じて柔軟な国内サポートを提供いたします。

生体マウス 

納期
系統や注文匹数により変わりますが、最短で約3週間程度でのお届けとなります。納期の目途が立ち次第、受け取り日程調整のご案内をいたします。

価格
動物本体価格に加え、航空輸送費、国内輸送費、書類作成費、その他諸経費を含めたお見積りを都度ご案内いたします。

微生物モニタリングレポート
各系統のデータシート内HUSBANDARY>Animal Health Reportsからご確認いただけます。

注意点
ご注文は、片性の場合は2匹から、雌雄両方をご希望の場合は雌雄各2匹ずつ、合計4匹から承ります。 納品時に斃死等の不具合が確認された場合は、写真等状況がわかる形で記録いただいたうえで、ご連絡をお願いいたします。

凍結試料から復元された生体マウス

納期
凍結試料の復元および離乳・出荷までの飼育期間を含め、ご注文から出荷までの期間は約3~10ヶ月です。過去の実績では4~6ヶ月程度で出荷されることが多いですが、系統や復元状況により変動するため、事前に納期をお約束することはできかねます。

価格
凍結試料本体価格に加え、系統復元費、出荷時までの飼育費、航空輸送費、国内輸送費、書類作成費、その他諸経費を含めたお見積りを、ご注文ごとに都度ご案内いたします。

微生物モニタリングレポート
米国ジャクソン研究所のG200室、または同等の微生物統御レベルの飼育室で個体復元されます。納品に先立ち、微生物モニタリングレポートをご案内いたします。

注意点
最低保証は2キャリア(性別を問わず、変異遺伝子を有するマウス2匹)です。
例:「heterozygote オス2匹」、「hemi メス1匹・hemi オス1匹」、「homo メス2匹」など
なお、復元後に得られた出荷可能なマウスはすべて納品対象となります。最低保証数を超えて得られたキャリア個体や、野生型を含む個体につきましても、併せて納品いたします。
出荷動物の出生日、遺伝子型および納品匹数については、納品に先立ってご案内いたします。納品するマウスは交配歴のない個体のため、その繁殖能力の保証はいたしかねます。

凍結胚   
凍結胚

納期
凍結胚:在庫品4~8週間、受注生産品8~10週間
※系統ごとの在庫品の有無はお問い合わせください。

価格
凍結胚本体価格に加え、航空輸送費、国内輸送費、書類作成費、その他諸掛費を含めたお見積りをご案内いたします。

製品仕様と関連プロトコル
ストローもしくはバイアルに、緩慢法で作製されたおよそ30個の2細胞期胚もしくは8細胞期胚が封入された状態でお届けいたします(胚の数量は系統ごとに異なります)。
また、練習用にC57BL/6Jマウスの2細胞期胚を同時に納品いたします。練習用胚が復元できることを必ず確認したうえで、購入された凍結胚の復元をお願いいたします。

凍結胚融解プロトコル(ストロー版)
凍結胚融解プロトコル(バイアル版)
凍結保存培地の調製方法

注意点
JAX® Miceの凍結胚は、日本国内で常法となっている簡易ガラス化法ではなく緩慢法で作製されています。凍結胚の個体復元の成否、産仔率ならびに得られる産仔の性別や遺伝子型について、弊社では一切を保証いたしかねます。個体復元ができなかった場合も補償はいたしかねます。検品時にクライオガードの色が赤になっていた場合や、供給ストロー・バイアルに破損等がみられた場合は、写真を撮ったうえで弊社までご連絡ください。

凍結精子
凍結精子

納期
6~8週間

価格
凍結精子本体価格に加え、航空輸送費、国内輸送費、書類作成費、その他諸掛費を含めたお見積りをご案内いたします。

製品仕様と関連プロトコル
ストローに10μL程度 × 4つの精子懸濁液が封入された状態でお届けします。日本国内の常法で作製されたものよりも比較的濃度が薄い状態で提供されるため、生体もしくは凍結胚での供給が可能な系統は、凍結精子以外での供給をお勧めします。ご自身で復元される場合は必要に応じて遠心分離による濃縮をしてご使用ください。背景系統が 国内生産実験動物 でのご用意がない場合は、背景系統についても輸入でご用意いただく必要がございます。背景系統と異なる系統を用いて体外受精及びその後の拡大繁殖を実施された場合、ご購入系統の表現型が変わる可能性がございます。必ず系統データシートをご確認のうえ、適切な背景系統をご準備しお使いください。

凍結精子融解プロトコル
遠心分離による精子濃度の濃縮方法
   (参考文献: Nakagata et al., J Reprod Dev. 2014 )

注意点
凍結精子の個体復元の成否、受精率、産仔率ならびに得られる産仔の性別や遺伝子型については保証いたしかねます。復元個体ができなかった場合においても補償はいたしかねます。納品時にクライオガードの色が赤になっていた場合や、供給ストローに破損等がみられた場合は、写真を撮ったうえで弊社までご連絡ください。

使用条件については、米国ジャクソン研究所の一般条件に加えて、系統ごとのライセンスが適用されます。詳しくは、各系統の系統データシート「Terms of Use」の項目をご参照ください。

使用条件

米国ジャクソン研究所の一般条件に加えて、系統ごとのライセンスが適用される場合がございます。詳しくは、各系統の系統データシート「LEGAL」欄「Terms of Use」の項目をご参照ください。

供給方法の比較
項目 生体 凍結試料から復元された生体マウス 凍結胚 凍結精子
納期 ◎ 最短(3週間)
 1~3ヵ月の場合が多い
△ 3〜10ヶ月 〇 4〜8週間 〇 6~8週間
導入費用 ◎ 比較的低コスト △ 導入時コストが1番高い △ コスト高め △ コスト高め
導入難易度 ◎ 低い 〇 中程度 △ 技術必要 △ 技術が特に必要
利点 すぐ実験開始 凍結試料からの復元時間が不要 外部からの動物導入が容易 外部からの動物導入が容易

※系統により供給方法が異なります。お手数ですが、系統データシートを必ずご確認ください