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第69回日本実験動物学会総会ランチョンセミナーおよび企業展示 共催のご案内
ジャクソン・ラボラトリー・ジャパンは、3年ぶりに仙台にて現地開催される本学会において、器材展示(3日間)およびランチョンセミナー(全2回)で共催いたします。
本ページでは、5月19日(木)ランチョンセミナー6(LS6)についてご案内申し上げます。
会 期:2022年5月18日(水)~5月20日(金)
会 場:仙台国際センター
〒980-0856 仙台市青葉区青葉山無番地
番 号:ランチョンセミナー6(LS6)
会 期:2022年5月19日(木)12:00~13:00
会 場:第4会場(白檀 会議棟3F)
座 長:上田 尚
ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン株式会社
コマーシャル・オペレーション部
演 題:げっ歯類の遺伝的浮動と再現性への影響を最小にとどめる選択
演 者:山本 英明
ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン株式会社 生産部
要旨:
研究用のマウス・ラットの繁殖においては、ブリーダー、系統維持機関、個別の研究室のすべての施設で遺伝的浮動(genetic drift)が起こる可能性があり、遺伝的な乖離が生じるリスクがあります。その為、実験に適切なコントロールを使用し、データを正しく解釈するために、使用しているマウス・ラットの系統の由来を知っていることが重要です。本ランチョンセミナーは、遺伝的浮動の出現機序とその頻度、異なるC57BL/6近交系マウス間の遺伝的および表現型の違い、遺伝的浮動を抑制するためのジャクソン研究所の遺伝的安定性プログラム(Genetic Stability Program) およびチャールス・リバーグループにおける管理方法(International Genetic Standardization)、マウスの表現型の変化の定期的な観察、遺伝的背景のデータの収集に関して具体例をあげて紹介します。遺伝的浮動を完全に排除する事は困難ですが、コロニー内の遺伝的浮動の潜在的リスクを軽減させ、マウス・ラットを用いる研究の結果と再現性への影響を最小にとどめる重要なトピックについて説明します。
ランチョンセミナーLS6(5/19開催分) リーフレットは こちら からダウンロードができます。
【お問合せ先】
ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン株式会社
営業部 TEL:045-474-9340
ask@jax.or.jp