一般名:B6N
系統名:C57BL/6NCrl

マウス
Charles River
Inbred
IGS

1921年にC.C.LittleによってMiss Abby Lathropの維持コロニーから見出されました。(本コロニーからはC57BR やC57Lも作出されています。)1937年頃に6ラインと10ラインは別々に管理されるようになりました。1948年にHallからThe Jackson Laboratory に導入され、1951年にはF32でNIHに導入されました。1974年NIHよりCharles River Laboratories, Inc.(米国)に導入されIGSプログラム化後、2012年に日本チャールス・リバー(現在のジャクソン・ラボラトリー・ジャパン)へ再導入されました。

IGSとはチャールス・リバーにより開発された動物を生産・維持するプログラムで、International Genetic Standardizationを意味しております。

White Paper | C57BL/6マウス 未来の遺伝子組換えモデル作出におけるC57BL/6Nマウスの役割

毛色:Black
H2:b
規格:3週齢~、RETIRE、RETIRE, S、PREG、T, PREG、LACT


系統の特徴

  • 小眼・無眼が多い
  • 眼球の白濁や白内障が多い
  • 脱毛が生じやすい
  • 18ヵ月齢以上の自然発生腫瘍および種々の腫瘍の発生頻度が低い
  • アルコール嗜好性が高い
  • Th1側の免疫応答が高い
  • 細胞性免疫能の加齢による低下が少ない

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